我が家の餅つきと、餅つきの由来

日記

早いもので今年も師走の月に入りました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
年末年始に向けて大掃除をされる方もいらっしゃるかと思います。

 

年末年始といえば、私の実家では親戚一同が集まって毎年、餅つき大会が行われます。杵と臼を使ってつきます。
毎年、前日の餅米洗いから始まります。翌日、一晩寝かせた餅米を蒸し器で1時間ほどして蒸し上がると餅つきがスタートします。蒸し上がった餅米を熱いうちに臼に移します。はじめはつかずに、体重をかけて、杵でグイグイと潰していきます。餅米全体を丁寧に潰したら、ここからつく作業です。途中、合いの手を入れてもらいながら、ペッタンペッタンとついていきます。全体が滑らかになると完成です。

餅つきは一人ではできないため、連帯感を高め喜びを分かち合うという意味合いもあるようです。

 

そんな餅つきの由来についてお伝えしたいと思います。年末からお正月にかけての餅つきには、旧年中の鏡餅の準備と新年に入ってからのお雑煮に入れる餅を作る二つの意味があるようです。

鏡餅を準備するのは正月に訪れる神様である歳神様(としがみさま)をお迎えし、「新しい年が幸せでありますように」とお祈りします。

 

鏡餅と違い、お正月にはお餅を焼いて食べたりお雑煮に入れたりします。これは、餅には神の力が宿り、生命力が与えられると言われてきました。「神様と同じものを食べて神様の力を分けていただく」という意味合いがあるようで、餅をたべることはとても縁起の良いことだったと思います。

昔の農民はお年玉はお金ではなくて、丸いお餅を振舞っていたと言われます。
神様からの魂(お年魂→お年玉)をいただく料理がお正月に食べるお雑煮です。このお雑煮に入れる丸餅は新年を迎えてからもおめでたいという理由で餅つきが行われます。https://kengkong.xyz/motituki-child/より

 

お餅がお年玉の時代もあったようですね。皆様もありがたいお餅をいただいて、少し早いですが、幸せな良いお年をお迎えください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました