旬の魚介類について

サワラやニシン、ホタルイカ、サクラエビなど春の訪れを感じさせる魚介類はたくさんあります。
その中でもおすすめの魚介類を紹介します。

アサリ
安くて使い勝手のよいアサリの旬は３～６月です。
その時期のアサリは身がふっくらとしていて、うま味成分のコハク酸が増加する為、最もおいしいとされています。
栄養面では、免疫アップが期待できる亜鉛、疲労回復効果のあるタウリン、美容に役立つビタミンB2、貧血予防に有効なビタミンB12を多く含みます。

カツオ
カツオの旬は２回あり、春から夏にかけて北上する「初カツオ（上りカツオ）」と秋口に南下する「戻りカツオ」です。
春のカツオの特徴は身が締まっていてあっさりした味わいが楽しめます。栄養面では魚介トップクラスの神経機能を正常に保つ働きのある、
ビタミンB12と貧血予防に役立つと言われている鉄分が含まれています。

タイ
天然もののタイは、３～５月が旬です。
特に春の産卵前のタイは、「桜鯛」と呼ばれ一番おいしいとされています。低脂肪、高たんぱくで消化の吸収がよく生活習慣病予防にピッタリの食材です。
また血液をサラサラにする働きがあるDHAやEPA、さらにエネルギー代謝を促進させるビタミンB2や疲労をやわらげるビタミンB1を豊富に含んでいます。

ぜひ、旬の魚介類を日々の料理に上手に取り入れながら、変化の大きいこの季節を上手に乗り切りましょう！