黒豆の由来と栄養価

健康

 新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

お正月には欠かせない、黒豆について

いまや黒豆は、おせち料理に欠かせませんが、そのルーツは江戸時代後期、その頃から黒豆を醤油や砂糖で煮た煮豆をおせち料理として食べる事が一般に広がり今日に至っています。

「一年間の厄払いをして、今年一年元気で働けるように」との願いを込めて、おせち料理に黒豆が選ばれる様になったと言われています。

黒豆に色々な栄養が含まれているんです。

たんぱく質
カルシウム
カリウム

アントシアニン
サポニン

アントシアニンは、天然の色素でポリフェノールの一種です。抗酸化力が非常に強く元々は植物が紫外線になるダメージから自分の体を守る為に蓄えられる物質です。黒豆の黒い色はアントシアニンによるものです。
疲れ目を改善する成分として有名ですが、血糖値の上昇を防ぐ働きがある事もわかっています。

サポニン
豆を茹でると大量の泡が浮き出てきますが、これは茹で汁にサポニンが溶け出したことによるものです。
この泡は、渋み、苦み、えぐみのもとになる為「アク」として取り除きますが、実はこの中にサポニンが多く含まれています。
そんなえぐみのもととなるサポニンですが強い抗酸化作用を持つと言われています。さらに余分な脂肪や糖質の吸収スピードを遅らせる働きがあり血液中の脂質を減らして動脈硬化や肥満を防ぐと考えられています。

黒豆には食物繊維や鉄分など沢山の栄養が含まれています。
豆類の中でも糖質が少ないことも嬉しいポイントですね。
黒豆を食べる事でダイエット効果が期待できるかもしれません。
妊娠中の人にもおすすめの食材です。

縁起物としてお正月に食べるだけではもったいないほどの栄養を持つ黒豆、ぜひ普段の食生活にも黒豆を取り入れてみて下さいね。

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