食で夏を乗り切ろう

長かった梅雨もあけて、いよいよ暑い日が続く夏本番。
今の時期に、注目したいメニューが『激辛料理』です。近年の激辛ブームから食品メーカーからも食品が続々と販売されています。

夏に辛いものを食べたくなる理由は、暑い時に汗をかくことで、皮膚表面の熱が放散され体温の上がりすぎを防ぎます。かいた汗が蒸発の際に熱を奪うため涼を得られるからです。

また、暑い時期は食欲が減退しがちですが、辛い料理に使われるスパイスにはニンニク成分で食欲をかき立てる香りがするものや、唐辛子や生姜など、辛味成分が含まれ、これが消化器の粘膜を刺激し、消化器へ送られる血液の量が増え、消化液の分泌が促進され食欲増進に繋がります。

暑くて食欲がないと冷たい飲み物や麺類だけで済ませるのは、消化機能低下や栄養不足から夏バテになることもありますので、注意しましょう。